毎日つかう布団は、キレイに保つため定期的に洗濯するのが理想です。しかし、綿や羊毛などの”洗えない布団”は家庭で洗濯できないため、衛生面が気になりますよね?
洗えない布団のお手入れに、ファブリーズや除菌スプレーを使用する人も多いようですが、実際のところ、どれくらい効果があるのでしょうか?
また、ファブリーズや除菌スプレーだけでカビ・ダニを予防できるのかも気になりますよね。
そこで今回は、ファブリーズや除菌スプレーでどこまで布団のケアをできるのか調べてみました。
目次
洗えない布団にファブリーズは効果がある?
除菌目的なら効果があります
除菌タイプのファブリーズなら、スプレーするだけで消臭・除菌の効果があります。
ファブリーズは臭いを察知して取り込み、日光同等のパワーで99%除菌してくれます。公式サイトによると、天日干し3時間以上の除菌効果があるそうです。
汚れを完全除去するのは不可能
SNSなどを見ていると、布団を洗濯せずにスプレーだけで手入れする人も多いようですね。
しかしファブリーズを使っても、カビ・ダニ・汚れが全て取れるワケではありません。ニオイは消せますが、あくまで応急処置だと思ったほうがいいでしょう。
また、消臭スプレーをかけすぎて「布団に輪ジミができた」という人もいるのでご注意を。もしシミになったら、早めにクリーニングに出しましょう。
布団マットにはスプレーをかけてカビ予防!
消毒用エタノールで予防できます
カビを予防できるグッズは、ファブリーズだけではありません。洗えない布団マットには ”消毒用エタノール” をスプレーすればカビを防げます。
消毒用エタノールを使う場合、布団マットにたっぷりスプレーしてください。スプレー後にきっちり乾かせば、カビの予防・除去ができます。
洗えない布団を丸洗いしたい時は
布団のタグに「洗濯NG」のマークが付いている場合、家庭やコインランドリーでの洗濯は避けたほうがいいでしょう。
一般的な羽毛布団なら洗えますが、素材が綿や羊毛だと家庭では洗えないタイプがほとんどです。もし洗えたとしても大変な大仕事になりますし、素材によってはダメージを受けて縮むケースもあります。
家庭で洗えない布団はクリーニング店に出すのがオススメです。
家庭では洗えなくても、クリーニング店なら丸洗いしてくれます。
ファブリーズや除菌スプレーだけでは汚れが落とせないので、プロによるクリーニング技術で隅々までキレイにしてもらいましょう。
関連:【一人暮らしの人向け】布団の干し方・干す頻度は?干せない時の対処法
まとめ|この記事のおさらい
ファブリーズや除菌スプレーを使えば、布団のニオイ・菌を取り除いてくれます。
洗えない布団にも使えるので、毎日のケアに便利でしょう。なお布団用にスプレーを買うときは、布用がおすすめです。
ただし、スプレーだけでは汚れ・ダニは消せません。あくまで応急処置的なものと考え、布団は定期的にクリーニングに出すのがいいでしょう。