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【消毒用エタノールの代用】ファブリーズや無水エタノールは代わりに使える?

手洗い

「消毒用エタノール」は名前のとおり殺菌消毒作用がある製品です。手指やキッチンなどの消毒によく使いますよね。

そこで今回は、消毒用エタノールの使い道代用になるアイテムについて紹介します。

無水エタノールを使って自作する方法や、ファブリーズで代用できるかなどを簡単にまとめました。

この記事で紹介するのはあくまで代用品です。消毒効果はあるものの、エタノールと同様の効果が保証できない製品もあります。

消毒用エタノールの使い道

一般家庭だと、消毒用エタノールを皮膚・器具の殺菌&消毒に使用するケースが多いですよね。

しかし、使い道はこれだけではありません。

消毒用エタノールを上手に利用すれば、カビ予防・靴の消臭・トイレ掃除などに幅広く使えます。

いろいろな使い道
  1. 手指の消毒
  2. 日用品の除菌
  3. カビ予防
  4. キッチン・冷蔵庫の掃除
  5. 台所の掃除
  6. 包丁・まな板の除菌(食中毒予防)
  7. 洗面所の鏡の汚れ落とし
  8. トイレ掃除
  9. 靴の消臭
  10. アクセサリーのお手入れなど

 

キッチンや冷蔵庫の掃除に「消毒用エタノール」を使う人は多いでしょう。除菌&カビ予防にもなるため食品を安心して保存できます。

以下は「宮崎県薬剤師会」ホームページの引用ですが、こちらでもアルコールによる掃除を推奨しています。

冷蔵庫は、ドアの開閉が多くなると庫内の温度が上がりがちになります。また、汚れた手で飲み物を取り出したりするなど、過酷な状況で使われていますので、食品を安心して保存するために、アルコールで除菌を兼ねた掃除をするとよいですね。アルコールを布に含ませて拭くと、すっきりきれいになります。パッキングもさっと拭いておくと、かびの予防にになります。

引用サイト:一般社団法人宮崎県薬剤師会

 

そして意外と知られていませんが洗面所やトイレ掃除にも効果的です。

消毒用エタノールで鏡を拭くと、くもりの成分が溶けるためピカピカになります。

くま
アルコールを使うことで、鏡の汚れがあっさり落ちますよ。

 

エタノールは殺菌作用だけでなく油を溶かす性質があるため、トイレ掃除にも役立ちます。

トイレの便座やレバーを掃除すれば、手垢・皮脂汚れを除去できるでしょう。

代用①無水エタノールを薄める方法

なぜ無水エタノールで代用できるの?

さて、ここからは「消毒用エタノールの代わりになるもの」について紹介します。

代用品はいろいろありますが、中でも「無水エタノール」が代用品としてオススメです。

無水エタノールとは?

水分をほぼ含まないエタノールのこと。エタノール濃度が99.5vol%以上と非常に高いのが特徴です。洗浄力が高くすぐに蒸発するため、電化製品などの掃除に使用されます。

「無水エタノール」と「消毒用エタノール」はどちらもエタノールの一種で、違いはエタノール濃度のみ。

つまり、無水エタノールを精製水(不純物の無い水)で薄めると、濃度が下がり消毒用として使用できるのです。

簡単に説明すると、無水エタノールを水で薄めれば「消毒用エタノール」になるワケですね。

くま
どちらもエタノールなので、濃度を調整すれば代用品になります。

 

無水エタノールを1本用意しておけば、普段は電化製品の掃除用に。消毒用として使うなら、精製水で薄めて自作できます。

くま
便利ですね!

 

【補足】原液のまま使うと消毒効果がないので注意

フラスコ2

エタノールの濃度を比較すると、無水エタノールは99.5vol%以上と高濃度。一方、消毒用エタノールは76.9~81.4vol%です。

エタノールは濃度によって性質が変わるため、この2つは用途が異なります。

無水エタノールを原液で使っても、消毒効果はないので注意しましょう。

 

「濃度の高い無水エタノールの方が、消毒効果が高いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、この考え方は誤解です。

消毒にはある程度の水分が必要になるため、濃度が100%に近い無水エタノールは消毒に不向き。

消毒・殺菌をするならエタノールの濃度が60~95%くらいのものが適切だと言われています。消毒用エタノールを使うのがベターでしょう。

フラスコ
以前は70%のエタノールが最も殺菌力が強いと言われていましたが、現在では60~95%なら効果にほぼ差はないそうです。

代用②手指の消毒に使う場合

この記事を読んでいる人は「消毒用としてエタノールの代用品を探している」というケースが多いかと思います。

消毒が目的なら、下記の製品が代用になります。

手指の消毒用
  • ビオレu
  • 手ピカジェル
  • キレイキレイ薬用ハンドジェル
  • ラビネットPなど

なお「消毒用エタノール」と「手ピカジェル」は使用する前に手指の汚れを除去した方が効果的です。

各商品の説明欄にも記載されていますが、汚れが残ったままだと効果が得られません。

消毒用エタノールに保湿剤などを添加した速乾性手指消毒薬(消毒用エタプラスなど)が、日常や術前の手指消毒に使用されている。
日常の手指消毒では、2~3mLを手指に擦り込んで用いる。ただし、汚れがある手指の消毒には適さない。 なぜなら、抗菌効果が得られないのみならず、汚れを塗り広げてしまうからである。

引用元:健栄製薬

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