普通の包丁でケーキを切ると、形が崩れてしまいますよね。
そんな時にケーキナイフがあると便利ですが、ない時はどうすればいいのでしょうか?
今回の記事では、自宅にあるものをケーキナイフの代用にする方法をまとめました。
普通の包丁を使った切り方はもちろん、”糸”を使った切り方も紹介します。
目次
代用①普通の包丁でケーキを切る場合
切り方のコツ①包丁をお湯で温める
普通の包丁でケーキを切るなら、包丁をお湯で温めておきましょう。
温めるとクリームが付着しにくくなるので、ケーキの断面がキレイになります。
準備するものは、長めの包丁・お湯・ボール(桶)・布巾の4つ。この4つを使い、以下の方法で包丁を温めて下さい。
- 約50度のお湯で、包丁を30秒温める
- お湯で温めたら、包丁を布巾でふく
- ケーキをカットし、包丁をよく拭いてから再度カット
包丁をお湯につけるのが嫌なら、温めた布巾で拭くだけでもOK。
ちなみにこの方法を使えば、柔らかい食パンなども綺麗にスライスできますよ。
包丁が温かい方がよく切れます。包丁を温めることにより、パンの油分を溶かし柔らかくするので切りやすくなります。布巾のかわりに熱いお湯に浸けてから切ってもOK。
包丁を傷めてしまい切れ味が悪くなってしまうので、直火で温めることは控えてください。引用元:https://bit.ly/3iiU2r3
切り方のコツ②引きながら切る
ケーキを切る時は、包丁を立てずに少し斜めにします。
そして押すのではなく、引きながら切るのがポイント。のこぎりを使う時のように、手前に引きながら切りましょう。
- 包丁は少し斜めに入れる
- 引きながら切る
普通に切るとキレイに切れませんが、上記2点に注意すると切りやすいですよ。
代用②糸を使った切り方
ロールケーキの場合
ロールケーキやカステラの場合、糸を使って切ることもきます。
用意するのは、細めの糸。
切り方はとても簡単で、切りたい部分を糸でぐるっと巻いて引っ張るだけ。糸を洗ってから、以下の手順でカットできます。
- ロールケーキの切りたい部分に、糸をぐるっと巻く
- ロールケーキの上で、糸をクロスさせる
- そのまま左右に糸をひっぱる(ゆっくりと)
- 糸は細めのものがオススメ
- ゆっくり切る
ロールケーキなど小さめの菓子については、包丁より糸のほうが簡単にカットできます。
野外でケーキを食べる時など、包丁を持っていけないシーンでは便利でしょう。
ホールケーキを切る場合
ホールケーキの場合、ロールケーキとは違った切り方をします。ホールケーキの上で糸を真っすぐに張り、そのまま垂直に下ろしましょう。
- ホールケーキの真上で、糸を真っすぐにピンと張る
- 糸をまっすぐ下ろし、ゆっくりと少しずつ切っていく
- 糸は細めのものがオススメ
- ゆっくり切る
- 真っすぐ下ろす
- 左右に揺らさない
包丁のように押したり引いたりせず、糸をまっすぐに下ろしながら切ります。
補足|ケーキナイフは100均でも購入できます
ケーキナイフは100均で販売されているので、1本購入しておくのもアリでしょう。
管理人がダイソーを確認したところ、パンとケーキの両方に使用できるナイフが販売されていました。
本格的なケーキナイフと比べれば切れ味は劣るものの、そこそこ使えます。
もし使用頻度が多いなら、通販などで少し高めのものを購入してもいいと思います。1000円くらいで切れ味のいい製品がたくさんあるので、個人的にはそちらを購入するのがオススメ。
まとめ
今回はケーキナイフの代用品について紹介しました。以下、この記事で紹介した内容のおさらいです。
- 包丁
お湯で温めてから使用する。なお、切るときは少し斜めに包丁を入れて、引きながら切る。 - 糸
ロールケーキなどは、切りたい場所に糸をぐるっと巻きつけて、先端をクロスさせたまま左右に引っ張る。
ホールケーキの場合、糸をケーキの上でピンと張ってから垂直に下ろす。
普通の包丁でもひと手間加えれば代用できますが、野外などで包丁を使えないなら”糸”を使用しても大丈夫です。
包丁でそのまま切るよりも、断然キレイに切れますよ。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。