掃除機用の紙パック。
純正品だと値段が高いので「他のもので代用したい」と思う人もいるでしょう。
そこで今回は、掃除機の紙パックについて
- 代用品はあるのか
- 中身を出して再利用できるか
- 100均の紙パックは使えるのか
の3点を調べてみました。
目次
掃除機の紙パックは代用品がない
結論から言うと、掃除機の紙パックに代用品はありません。
掃除機の紙パックはゴミ袋とフィルターの役割を兼ねていて、普通の紙袋とは構造が違います。
つまり、他の袋では代わりにならないのです。
紙パックの再利用はアリ?ナシ?
再利用すると性能が落ちる
掃除機の紙パックは使い捨てなので、再利用できません。交換ランプが付いたらケチらずに交換した方がいいでしょう。
「紙パックの中のゴミを出せば、何回か使えるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、止めた方がいいですよ。
というのも。
家電屋さんに聞いたところ、紙パックのゴミを掻き出したとしても、中には目に見えない小さなゴミが詰まっているそうです。
そのため、使い続けると目詰まりした状態になり、吸引力が落ちてしまいます。
つまり、本来の性能を発揮できなくなるのです。
そもそも、紙パックの再利用は故障の原因にもなりかねません。掃除機の内部にゴミが入り込めば、それこそ修理代がかかってしまいます。
検証|ゴミを出そうとした結果
実を言うと、管理人はこの記事を書くために紙パックを再利用できないか実験してみました。
家電屋さんにはダメだと言われましたが「紙パック内部のゴミを取り出せば、1回くらい再利用できるのでは?」と思ってしまったのです。
そして試した結果ですが…
ゴミを出すときに、ホコリが舞い上がって周囲に散りました。
めげずに検証したものの、再利用した紙パックは吸引力も落ちたまま。新品と比較すると、やはり性能面で劣りました。
というワケで、再利用はやめた方がいいですよ。私は身をもって実感しました。
純正品ではなく100均製品で代用したい時
ほとんどの掃除機で使えます
セリアやダイソーなどの100均では、掃除機用の紙パックを安く販売しています。
100均の紙パックは各社共通タイプなので、大手メーカーの掃除機なら大抵は使用することができます。
要注意!故障すると保証外に
ただし、100均の紙パックは純正品ではないのでデメリットもあります。ここでは、よくある2つのデメリットを紹介します。
ピッタリ嵌らない
1つ目のデメリットは、掃除機にピッタリ嵌らないこと。本体と紙パックの間に隙間ができるため、そこからゴミが漏れてしまいます。
メーカー保証外
2つ目のデメリットは、故障したときにメーカーの保証外になる可能性があること。純正品以外の紙パックを使ったせいで故障したとなると、保証外とするメーカーが大半です。
メインで使っている掃除機なら、私は純正品の紙パックをおすすめします。故障したときのリスクを考えれば、多少高くても純正品を買った方が安心でしょう。
まとめ
代用品は使わない方がいい
掃除機の紙パックは代用品がありません。
紙パックを再利用すると吸引力が落ちるので、交換ランプが点灯したら新品に取り換えた方がいいでしょう。
100均製は安いけどリスクも
100均には安値の紙パックが販売されていますが、純正品ではありません。
普段は問題なく使えますが、それが原因で故障するとメーカー保証を受けられないので注意が必要です。