【オキシドールの代用】 血のシミ抜きや髪を脱色するとき代わりになるものは?

クリーナー

傷口の殺菌・消毒に使うオキシドール。

応急処置だけでなく血のシミ抜きや髪の脱色にも使われるアイテムですが、他のもので代用できるのでしょうか?

この記事では、オキシドールの代わりになるものを用途別に紹介します。

オキシドールの使い道

オキシドールとは、過酸化水素を約3%含んだ水溶液のことです。

傷や口内を殺菌・消毒するときに使用する製品ですが、タンパク質を分解する作用があるため”血のシミ抜き”にも活用できます。

代用①消毒液として使う場合

消毒につかうときの代用

包帯ガーゼ

傷口を消毒したくてもオキシドールがない場合、同じく傷のケアに使えるマキロンで代用できます。

ただし最近では「傷口は水道水で洗浄するだけで十分。消毒液を使うとキズを治そうとする細胞までやっつけてしまう」と言われており、消毒は非推奨という意見が一般的です。

ケガをしたときに消毒+ガーゼを当てるのが従来の治療法でしたが、最近ではそれらを使わない「湿潤療法」が望ましいとされています。
包帯ガーゼ

【ガーゼの代用】マスク・ナプキン・コットンは代わりになる?

 

エタノールは用途が違うのでNG

エタノールとオキシドール。どちらも消毒に使う薬品ですが、それぞれ用途と成分が違います。

オキシドールは傷や口内の消毒につかう過酸化水素水。

エタノールは手指・まな板・キッチンなどの消毒につかう製品でアルコールの一種です。

手洗い

【消毒用エタノールの代用】ファブリーズや無水エタノールは代わりに使える?

 

代用②服についた血の染み抜きをする場合

なぜオキシドールで血を落とせるの?

衣類やシーツに血が付いて、時間が経過してしまった場合。オキシドールを使って染み抜きをする方法があります。

本来、血はすぐに洗えば水と石鹸だけでキレイに落とせるのですが、時間が経つと血に含まれたタンパク質が硬貨して汚れが落ちにくくなってしまうのです。

そのため、オキシドールのようにタンパク質を分解させる作用を持つ薬品が、血の染み抜きとして活用できるワケですね。

血液は石けんをつけ、水で洗えば大体落ちます。頑固な染みは還元型漂白剤を使うか、オキシドールをティッシュか布に含ませてたたいて落とします。

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/48/2/

くま
オキシドールを綿棒(または布・ティッシュ・歯ブラシなど)につけて、血が染みた部分をトントンと叩くようにすると汚れが落ちますよ。

 

オキシドールの代用になるもの

とはいえ、オキシドールを常備している家庭は少ないでしょう。そんな時、オキシドールの代用になるのが次のアイテムです。

オキシドールの代用グッズ

粉末の酸素系漂白剤

血に限らずシミに強いのが特徴。塩素系・還元系だと色落ちするので酸素系を使用します

セスキ炭酸ソーダ

重曹+炭酸ナトリウムで構成されたアルカリ剤

マジックリン

いくつか種類がありますが、アルカリ性のものを使用します

重曹

炭酸水素ナトリウム。弱いアルカリ性を示します

オキシクリーン

酸素系漂白剤の一種です

アンモニア水

水酸化アンモニウム。人体に有害なので注意

血液汚れ落とし用洗剤

アルカリまたは弱アルカリ性なので、血液汚れに強い洗剤です

PHが低い順番から「重曹<血液落とし用洗剤<セスキ炭酸ソーダ<炭酸ナトリウム」です。

 

上記のアイテムは、どれもアルカリ性または弱アルカリ性です。

人間の血は酸性なので、アルカリ性に近い製品ほど”血の汚れ”を落としやすいという特徴があります。

くま
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的!

 

血がこびりついている状態ならセスキ炭酸ソーダを使うと汚れが落ちやすいでしょう。

重曹よりも強いアルカリ性で、水に溶けやすいのがメリットです。

 

また、アルカリ性洗剤ではありませんが大根おろしでも代用可能です。

大根に含まれるアミラーゼがタンパク質を分解するため、血の汚れを効果的に落としてくれます

ポイント
  1. 血は酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤が効果的
  2. 血がシミになった場合は水またはぬるま湯で洗うのが正解です。血にはタンパク質が含まれるため、お湯をかけると固まってしまいます。

代用③髪・眉毛を脱色する場合

そもそもオキシドールは非推奨

ネットやSNSの口コミよると、オキシドールを髪・眉毛などの脱色に使う人がいるようですね。

くま
なぜオキシドールで脱色できるのでしょうか?

 

脱色に使うブリーチの2剤の主成分は過酸化水素なので、オキシドール(=過酸化水素水)を使っても髪を脱色できるのですが…

結論から言えば、オキシドールを使った脱色はオススメしません。

ブリーチ剤は脱色するために作られた製品ですが、オキシドールは違います。1章で説明した通り、本来の用途は殺菌剤・漂白剤です。

髪の毛は痛みますし、ブリーチ剤ほど綺麗に脱色できません。

くま
オキシドールは安定しませんし、目に入ると非常に危険なので非推奨です。

 

オキシドールの代わりになるもの

髪の毛を脱色する場合、オキシドールではなく市販のブリーチ剤を使用するのがベターです。

脱色の方法として他にも

  • 髪に直接リンスをつけて放置する
  • ビールやコーラを乾いた髪にかけ、ドライヤーで乾かす
  • 濡れた髪に「酢」をふりかけ、5分後にドライヤーで乾かす

などがありますが、どの方法も髪にダメージを与えます。そもそも脱色までに時間がかかるので非常に面倒でしょう。

くま
手間や仕上がりを考えれば、ブリーチ剤を使った方がいいですよ。

 

まとめ

フラスコ2

オキシドールがない場合、目的によって代用品を使い分けてみてください。

以下、この記事で紹介した代用アイテムのおさらいです。

オキシドールの代用グッズ
  • 消毒用:マキロン
  • 血のシミ抜き:アルカリ性・弱アルカリ性の製品
  • 髪の脱色:ブリーチ剤を推奨(ビール・コーラは非推奨)

 

血のシミ抜きについては、アルカリ性の薬品・洗剤なら汚れが落とせます。

たとえば血液汚れ落とし用洗剤・セスキ炭酸ソーダ・オキシクリーン・粉末の酸素系漂白剤などはアルカリ性を示すので、使用してみて下さいね。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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