花瓶がない時、代用品としてペットボトルを使用する人は多いですよね。
しかしペットボトルは軽いため、花束が大きすぎて倒れるケースもしばしば。転倒して水が零れないよう注意が必要でしょう。
そこで今回は以下の2点について紹介します。
- ペットボトルの重りになる物
- 倒れないようにするコツ
花束の高さを調整したり、ペットボトルの中に重りを入れたりして安定させれば、花瓶としても十分活用できますよ。
目次
ペットボトルの”重り”になるもの
ペットボトルの中に”重り”を入れれば、多少は倒れにくくなります。
重りになる物は、ビー玉・砂・粘土など。水より重いもの(水に入れたとき沈むもの)で、かつ水に溶けなければ重りとして活用できるでしょう。
- 砂
- ビー玉
- おはじき
- 石(ただし重たい石に限る)
- 粘土(袋に入れて縛るか、外側に付ける)
水・砂・粘土を比較した場合、重たさの順番は粘土>砂>水です。水の重さが1だとしたら、砂は1.9倍。粘土は2.6倍ほどの重さがあります。
同じ体積であれば水よりも砂・粘土の方がダンゼン重いので、重りとして使えますね。
ペットボトルが倒れないようにする5つの方法
ペットボトルを倒れないように工夫するなら、花束の高さを調整したり専用グッズを使用したりするのも手段の1つ。
重りを入れただけでは不安…という場合、下記の方法も一緒に試してみて下さい。複数の方法を併用すれば、より安心できると思います。
方法①花束の茎を切る
花束を短くすると倒れにくくなります。
グラグラしやすい時は、茎を切って高さを調整してみてください。ペットボトルと花束の高さが近いと安定しやすいですよ。
ただし、茎を切るときは切り方に注意。花は水がないと弱ってしまうので、切り口から水を十分に吸い上げられるようキレイに整えてあげましょう。
以下、茎を切るときのポイントです。
- 茎を水中で切る
- 切れ味のいいハサミでスパッと切る
- 斜めに切る(切り口の面積を広げる)
水中で切るのは、切り口から空気が入ったり乾燥したりするのを防ぐためです。もし水中で切るのが難しい場合は、切った後すぐに水につけてくださいね。
これらは花を長持ちさせるために必要な作業なので、忘れずに行いましょう。
方法②花束を2~3セットに分ける
そもそもペットボトルのような軽い容器は、大量の花束を入れるのに不向きです。通常の花瓶に比べて、どうしても倒れやすくなります。
飾りたい花が大量にある場合は2~3セットに分割し、それぞれ別のペットボトルに挿した方が良いでしょう。
方法③固定グッズを使用する
固定用の両面テープを使い、ペットボトル本体をテーブルに固定する方法もあります。
例えばOTOKUの『魔法テープ』という製品なら、いろいろな物をしっかり固定できて、しかも水で洗えば繰り返し使用可能。
プラスチック・木・ガラス・タイルなど幅広い素材に対応しているので、ペットボトルも固定できるでしょう。
個人的に、両面テープは1個あると便利だと思います。家電・家具の転倒防止にも使えるので、いろいろな場面で役立つでしょう。
その他、ペットボトル用のスタンドや滑り止めも販売されていますが…
普通のスタンドだと、固定用としては若干頼りない印象です。通常の用途ならともかく、花瓶として使うならしっかり固定してくれる物をオススメします。
方法④紙袋に入れて新聞紙を詰める
手頃な花瓶がない時、丁度いい大きさの容器にお花を生けてその器ごと紙袋に入れるっていう方法をどっかで見たんだが、やってみるとなかなか悪くない。 pic.twitter.com/LG3acVI8Xc
— タナカ (@exrxixkxox) June 16, 2015
ペットボトルを花瓶にする場合、上のように紙袋を使ってアレンジする方法があります。
この時、紙袋の中に重り&新聞紙を詰め込めば転倒防止になります。
- ペットボトルを紙袋に入れる
- 紙袋の中に”重り”を入れる
- ペットボトルの周りに新聞紙を詰める
この時、新聞紙はできるだけたくさん詰めるのがオススメ。ペットボトルが隠れるくらいまで詰めておけば、転倒しても新聞紙が水を吸ってくれるので被害が減りますよ。
方法⑤ペットボトルではなく空き瓶を使う
もし空き瓶があるなら、ペットボトルではなく空き瓶を使用するのもアリでしょう。コーヒーやウイスキーの空き瓶なら、重くて厚みもあるので比較的倒れにくいです。
まとめ
ペットボトルを花瓶として使うときは、倒れないようにバランスなどを調整してみて下さいね。以下、今回紹介した転倒防止策のおさらいです。
- 花束の高さ・量を調整する
- 重りを入れる(ビー玉や砂など)
- 家具用の両面テープで固定する
- 紙袋を使用し、中に新聞紙を詰め込む
- いっそ空き瓶を使う
転倒防止策はいろいろありますが、まずは花束の高さ・量を調整するのがベターでしょう。つまり、バランスを整えるワケですね。
重りを入れたり固定したりするのは、その後でいいかと思います。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。