毎日使う布団は、ふんわり清潔に保ちたいものですよね。
布団乾燥機があれば寒さ対策にくわえてダニ退治もできますが、価格が5000円~1万円と高いのがデメリット。
そこで今回は、家庭にあるものを布団乾燥機の代用として使えるかどうか調査してみました。
ドライヤーや電気毛布で代用できるのか、わかりやすく解説します。
目次
寒さ対策だけじゃない!布団乾燥機の役割
布団乾燥機は、掛布団やマットレスを温めて湿気を飛ばすための道具です。
ジメジメした時期の湿気対策・ダニ駆除はもちろん、冷たくなった布団が温かくなるので寒さ対策としても活躍します。
- 布団を乾燥させる
- ダニ退治
- 布団を温める
- ぬれた靴・衣類を乾燥させる
夏場は湿気&ダニ対策に。冬は寒さ対策になるので、1年とおして役立つ家電でしょう。
ドライヤーは布団乾燥機の代わりになりません
ダニ退治が目的の場合は「布団乾燥機ではなくドライヤーで代用できないの?」と考える人もいるでしょう。
ダニは高温に弱いため、死滅させるためには50度以上の熱で20~30分、または60度以上の熱をあてる必要があります。
家庭用ドライヤーの平均温度は100~120度なので、理論上はドライヤーでもダニ退治が可能です。
- 布団乾燥機(ダニ対策あり):50~70度
- ドライヤー:100~120度
- 低温ドライヤー:60~80度
ただし、ドライヤーを布団乾燥機の代用にするのは非推奨です。
布団全体をドライヤーで温めるのは至難の業。布団の表面をドライヤーでひたすら温めるとなると、かなりの時間がかかります。
また、ドライヤーを長時間布団にあて続けると火事になる可能性もあります。
手間とリスクを考えても、布団のメンテナンスをするならドライヤーでなく布団乾燥機を使うべきでしょう。
代用①電気毛布ならダニ対策もできます
電気毛布は代用品としてオススメ
布団を温めるグッズといえば、電気毛布を思い浮かべる人もいるでしょう。
実を言うと、電気毛布は寒さ対策だけでなくダニ退治にも役立つのです。
たとえば下記製品の場合、約3時間通電することでダニが退治できます。
引用元:Amazon
布団乾燥機のように布団を乾燥させたり熱気を逃がしたりはできませんが、寒さ対策とダニ退治の面からいえば布団乾燥機の代用になるでしょう。
ダニ対策できないタイプに注意
売れ行きの電気毛布ならほとんどはダニ対策機能が搭載されていますが、中には対応していないタイプもあります。
また、温度設定が「弱~中」だと20~40度にしかならないので、ダニ退治が目的なら「強」で使用してください。
詳しくは商品の説明書に記載されているので、指定の手順に従ってくださいね。
代用②コインランドリーの布団乾燥機
ご家庭に布団乾燥機がない場合、コインランドリーを利用するのも手段の1つです。
コインランドリーの布団乾燥機なら内部の温度が50度以上に保たれるので、30分~1時間程度使用すればダニ退治ができます。
まとめ|おすすめの代用品はどれ?
電気毛布なら一部機能を代用できます
最近の電気毛布は「洗えてダニ退治もできる」と高性能なため、寒さ対策はもちろん衛生面も安心して使えます。
ただし電気毛布だと除湿・乾燥ができないので、メンテナンス機能でいえば布団乾燥機に軍配が上がります。
電気毛布を布団乾燥機の代用として使う場合、あくまで寒さ対策とダニ退治用くらいに思った方がいいでしょう。
目的ごとに使い分けると便利
布団を温めるだけなら、わざわざ布団乾燥機を購入しなくても湯たんぽや電気毛布で代用可能です。
ダニ退治についても、ホームセンターに行けばダニの駆除グッズはたくさん販売されています。
以下、用途に応じた布団乾燥機の代用品をまとめたので参考にしてみてください。
- 布団の温め:湯たんぽ・足入れ布団・ホットマット・電気あんか・電気毛布・布団用暖房機など
- ダニ退治:コインランドリーの布団乾燥機・電気毛布・ダニの駆除スプレー・ダニ取りマット・布団用掃除機など
ダニ退治についてはドライヤーでも可能ですが、とんでもなく時間がかかり火災の可能性があるためオススメしません。
電気毛布を使うか、もしくはダニ退治の専用グッズを購入した方がいいでしょう。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。