パソコン作業中、画面の位置が低すぎて疲れたことはありませんか?
モニターアームやパソコン台があれば画面位置を調整できますが、ない場合は他のものでも代用可能です。
この記事ではモニターアームやパソコン台の代用になるものを紹介するので、デスクワークが多い人は使用してみてくださいね。
100均で買えるグッズが中心なので、どれも手軽に用意できます。
目次
モニターアーム&パソコン台のメリット
ディスプレイの適度な高さ
今回はモニターアームの代用品について紹介しますが、その前にパソコン画面の正しい位置を知っておきましょう。
画面の位置は、イスに座った状態で水平視線(目の高さ)より下に設置するのがベターです。
『富士通』の公式サイトによると、以下のように記載されています。
ディスプレイの上端が目の位置より下になるように高さを調節し、ディスプレイと目の距離を40cm以上確保します。
引用元:富士通『パソコンの利用と健康』より
画面が低すぎるとどうなる?
パソコンの画面が低い位置にあると、どうしても視線が下向きになるため
- 首に負担がかかる
- 猫背になる(前のめりになる)
など悪い姿勢をとる原因になってしまいます。
悪い姿勢のまま仕事をすると疲労が溜まりやすくなるので、モニターアームやパソコン台を使用して画面位置を調整してみてください。
モニターアームとパソコン台のメリット
- モニターを適切な高さに調整できる
- ①により肩・首への負担を軽減できる
- デスクが広くなる(モニター下が空く)
- モニターの角度を調整できる(調整機能つきの場合)
- モニターの位置調整が簡単
モニターアーム最大のメリットは、やはり画面の高さ・角度を調整できることでしょう。
ただの台座だと調整が効かないので、管理人としてはモニターアーム(または調整機能付きのパソコン台)の使用をオススメします。
逆に「とりあえず画面の位置だけ高くしたい」という人は、代用グッズを試してみて下さい。
次の章からは、オフィスで使えるモニターアーム(パソコン台)の代用グッズを紹介します。
代用①四角い箱・缶・ケース
昔の話ですが、私はモニターアームの代用として四角い箱を使っていました。
ノートパソコンの下に高さ10㎝の四角くて大きめの箱を置いていたのですが、モニターを見るときの視線が上がり首がラクになりました。
画面の高さが10㎝プラスされるだけでも、大分違うものですね。
使用する箱は、パソコン本体を乗せられれば何でもOKです。
箱・缶・ケースなど、ある程度の固さと大きさがあれば問題ありません。
もちろん、写真のような100均で販売されている多目的ボックスも使えます。
代用②100均のシューズラック
ノートパソコンスタンドの購入を考えていたので、試しにダイソーのシューズラックを買ってきました。出っ張りが足りなくて、そのままだと下に滑りやすいですが、クリップはさめばよさそうです。 pic.twitter.com/IHz3pm2NWh
— トヨノ (@toyono_poyapoya) January 8, 2019
ノートパソコンを使用しているなら、100均のシューズラックで代用しても良いでしょう。
ダイソーのシューズラックなら、補助パーツを使用することで高さを4段階に調整できます。
- ダイソー
高さを11.5cm・12cm・14.5cm・15cmの4段階に調整可能 - セリア
24.4×26.3×12.7
個人的には、パソコン台にするならダイソー版がおすすめ。
高さを調整できて、台が前方に傾いているためタイピングがしやすいです。
もしノートパソコンが滑り落ちる場合は、前方の凸部分にダブルクリップを付ければストッパー代わりになります。
関連:フットレスト(足置き)の代用品!オフィスで使える100均グッズ
代用③ディスプレイスタンド
ディスプレイスタンドも、パソコン台の代用として使用できますね。デザイン的にオフィスでも使えそうです。
ただしパソコンを乗せるなら、厚めのガッチリした製品を使用するのが良いでしょう。
100均でも販売されていますが、安物だと板がうすく耐久性がやや不安。また上記ではLサイズの商品を紹介していますが、LLサイズ以上あったほうが安定します。
なお購入する前に必ず耐重量をチェックし、パソコン本体の重さに耐えられるか確認してみてください。
代用④ビッグブロック
100均の工作グッズコーナーに行くと『ビッグブロック』というグッズが販売されています。
発泡スチロールで作られたブロックなので、これも台になりますね。
ノートパソコンを乗せる分には問題ないでしょう。
補足|代用品を使う時に注意したいこと
モニターアーム(パソコン台)は代用できますが、もちろん注意点もあります。
以下に注意点をまとめたので、代用品を使う前にチェックしてみてください。
- 耐久性はあるか
- 耐重量は問題ないか
- パソコンを置くのに適したサイズか
- 自分の目線にあった高さか
- 地震用の転倒防止グッズを使えるか
パソコンを置くので、当然ながら耐久性・耐重量・サイズなどが適切でなければなりません。
また、パソコン本体に転倒防止グッズを装着する場合も要注意。
例えば「転倒防止ジェルマット(粘着シール)」を使用する場合、ディスプレイスタンドだと相性が悪いです。
ディスプレイスタンドは机との接触面が少ないため、ジェルマットは不向きでしょう。
まとめ
モニターアームやパソコン台があれば便利ですが、他のものでも代用できます。
以下の代用グッズなら100均でも販売されているので、100~200円で購入できますよ。
- 大きめで固い箱(缶・ケースでもOK)
- ディスプレイスタンド
- シューズラック
- 発泡ブロック
パソコン作業中、首や腰が痛くなったらモニターの高さを調整してみてください。モニターの高さが10㎝プラスされるだけで、大分ラクになりますよ。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。