デスクワーク中に「机と椅子の高さが合わない」と感じたことはありませんか?
机と椅子の高さがバラバラだと、疲労を感じやすくなったり血行が悪くなったりするケースが考えられます。
もし心当たりがあれば、適切な高さに調整しておきましょう。

とはいえ、机や椅子によっては高さが調整できないタイプもありますよね。
そこで今回は机・椅子の高さが合わない時の対処法について紹介します。
高さをバランスよく調整して、快適なデスクワーク環境を手に入れましょう。
目次
机と椅子の高さを調整!理想的な位置は?

パソコン作業をするとき、ひじの角度は90度以上。机の高さは60~72㎝程度だと作業がしやすくなります。
『富士通』様のサイトによると、座面・机・アームレストの高さは下記のように調整すると良いそうです。
- 椅子の高さは37~43センチ
- 机の高さは60~72センチ
- ひじは90度以上になるよう調整
- 足裏は全体が床に接すること
- キーボードは自然に手が届く位置に置く
個人差があるので目安ですが、管理人は上のとおりに調整したらデスクワークがしやすくなりました。
なお、③の角度調整にはアームレストを使うと便利なので、下の記事も参考にしてみてくださいね。
ピッタリな高さを計算するツール
身長にピッタリな「机の高さ」を計算する方法があります。
下の『Bauhutte』様のサイトにて計算ツールが用意されているので、そちらを利用してみてください。
使い方がわかりやすいのでオススメですよ。動画でも紹介されていました。
例)身長160cm(書き仕事)の場合
- 適切な机の高さは67cm
- 適切な座面の高さは39㎝
身長や作業内容によって、最適な机の高さは変化します。上記のツールを使って調整してみてくださいね。
高さが合わない時は、調整グッズが便利
机の高さが合わない時
机に昇降機がついていない場合、どうしても高さが合わないかと思います。
そんな時は、下のような高さの調整脚(テーブル脚台)を使うと便利です。
8~10センチ程度なら、高さを継ぎ足すことができますよ。
調整脚は、ホームセンターや通販で売っています。
椅子の高さが合わない時
座面の高さを調整すると、足裏が床につかない人もいるでしょう。
かくいう私も、ゲーミングチェアの高さを調整した時はかかとが浮く状態でした。
もし足裏が床につかない場合、フットレスト(足台)などを使って足裏全体が付くように調整してみてください。
1章でも少し説明しましたが、足裏は全体が床につくのが理想的。かかとが浮く状態だと、太ももが圧迫され血行が悪くなる可能性があります。

フットレスト(足代)がない時は、下記で紹介しているように100均グッズで調整する方法もあります。
角度調整はできませんが、こちらで代用してもいいでしょう。
デスクワーク中は”高すぎる机”に注意!

デスクワーク中に「体が疲れる」と感じたら、机や椅子の高さがあっていない可能性があります。下に注意点をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
デスクが高すぎると、肩を持ち上げるような状態でタイピングすることになり、肩や首周辺に疲労が溜まりやすくなります。特にデスクワーカーの女性や小柄な男性の中には自覚がある方も多いではないでしょうか。
足が床から完全に浮いてしまうほど高い座面は、太ももの血行を悪くする恐れがあり、お勧めできません。椅子に深く座っても、かかとが浮かない程度の高さが良いとされています。
引用元:https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/tip2/
【経験談】椅子の高さを間違い、肩コリが悪化した件
高性能なイスを購入したけど…
さて、今回は ”机と椅子の高さ” について記事を書いたワケですが…
せっかくなので、私の経験談も紹介しておきます。
実は私、ゲーミングチェア(ゲーマーのために作られた専用の椅子)を持っています。
それがこちら。

パソコン作業・勉強・イラスト制作など長時間のデスクワークに向いていると聞いたので、即買いしました。
高さ調整をサボったら、肩こりが悪化
ゲーミングチェアの購入当時は

と安心していたのですが…
2週間後。
ふと「肩と足がつらい」と感じ始めました。
高性能なゲーミングチェアを使っているはずなのに、なぜ体がつらいのか?その時は不思議でしたが、すぐに原因は判明しました。
座面・机・アームレストの高さが間違っていたのです。
机が高すぎて、肩に負担がかかる。
座面も高すぎて床に足裏がつかない。
結果、太ももの血行も悪くなる。
つまり、調整をサボったせいでゲーミングチェアの性能を台無しにしていたのです。
せっかく高い椅子を買ったなら、ちゃんと調整しないとダメですね。

快適にデスクワークをするためにも、机と椅子はバランスよく調整しましょう!