パソコン作業をしている時に、「手首が痛い」「腕がだるい」と悩んだことはありませんか?
事務員やライターなど、タイピングが多い職種だと、毎日のように腕が痛むという人も多いでしょう。
とはいえ、両手用のリストレスト(手首クッション)は1000円~4000円くらいします。ちょっと高いですよね?
そこで今回は、リストレストを手作りする方法を紹介します。
1日5時間以上パソコン作業をする私が、実際に自作して使用した感想をまとめました。
代用品を使って、少しでもパソコン仕事をラクにしましょう!
目次
リストレスト(手首クッション)の効果
リストレストとは、キーボードやマウスの前に置いて手首を乗せるためのものです。
リストレストを使うことで、長時間のパソコン作業による疲労を軽減したり、手首や腕の痛みをやわらげたりするなどの効果が期待できます。
上手く活用すれば、疲労軽減だけでなく作業効率アップにもつながるでしょう。
もし手首だけでなく腕全体がツライなら、リストレストと一緒にアームレストを併用すると負担をさらに軽減できますよ。
あなたに合ったリストレストの選び方
リストレストは種類がいろいろ
最近はデスクワークをする人が多いせいか、多種類なリストレストが販売されています。
マウス使用がメインのタイプ。
キーボード入力を補助するタイプ。
体圧分散機能に優れたタイプなど。
いろいろな種類があるので、作業内容にあったリストレストを選択できます。
キーボードとマウス。どちらの使用率が高いか?
タイピングなどでキーボードの使用率が高い場合、上のようなロングタイプのリストレストがオススメです。
逆にマウスの使用率が高いなら、マウス用の小さなリストレストを選んでみてください。
なお『amazonn』の売れ行き商品を調べたところ、リストレストの中で人気が高いのは「サンワサプライ」や「エレコム」の製品。
他の通販サイトでもベストセラーになっていて、レビューも高評価です。
手首クッションを手作り!自作グッズの作り方
手作りのリストレストは、綿を詰めて手縫いするだけで作れます。中に詰め込む素材は、綿ではなくビーズで代用しても大丈夫ですよ。
タオルで代用!即席リストレストの作り方
タオルで代用した感想
見た目にこだわらない人なら、タオルを巻いただけの即席リストレストを作っても良いでしょう。これでも代用できます。
タオルで代用した感想ですが、確かに置いた方がタイピングが楽です。
ただし、劇的な違いがあったワケではありません。
長時間のパソコン作業をするとき、多少の助けになるかな…くらいの印象です。
やはり市販のリストレストを使った方が、圧倒的に疲労感は軽減されました。
作り方と材料
手作りリストレストの作り方ですが、タオルを丸めて適当な高さにし、ボンドや糸で固定すればOKです。
タオルに手首を乗せたとき、位置が高すぎないよう注意。あまり高すぎると、パソコン作業がやりにくくなります。
市販のリストレストは高さが1.2~2.6cmなので、手作りする時も、これくらいの高さになるよう調節してみてください。
もしリストレストで腕の負担が減らないようなら、机・イスの高さも調整することをオススメします。
昇降機能や調整レバーがなくても、下のグッズを使えば机・イスの高さを数センチプラスできますよ。
自作するデメリットは、効果が薄いこと
リストレスト(手首クッション)は自作できますが、デメリットもあります。
というのも、市販のリストレストと違い効果が低いのです。
市販のリストレストは
- 人間工学に基づいて作られている
- 腕や肩の疲れを「大幅に」軽減できる
- ジェル使用・滑り止め付きなど高性能
- 手首の重さを分散できる
など疲労を軽減するための機能が付いていて、当然ながら専門的な知識に基づいて設計されています。
そのため効果が高いのです。
手作りや代用品でこれだけの効果が得られるかというと、答えはNOです。
まとめ:手作りで代用するときのポイント
パソコンのマウス用やキーボード用。さらにはゲーミング用など、リストレスト(手首クッション)には様々なタイプがあります。
自作する場合は
- 布でカバーを作り、中にビーズなどを詰める
- タオルを丸めて代用する
などの方法で手作りしてもOKです。
ただし自作だと、既製品ほどの効果は期待できません。人間工学に基づいて作られた既製品に比べれば、当然ながら効果は劣ります。
そのため、コストを抑えたいなら自作。しっかりと効果を得たいなら既製品を購入した方がいいでしょう。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。