パソコン作業をしていて、肩こりや腰痛に悩んだことはありませんか?
アームレストやフットレストを使えば体への負担が軽減されるので、上手く使って快適な作業環境を作りたいですよね。
そこで今回は、パソコン作業で疲れにくくなるオススメの道具を紹介します。
1日5時間以上パソコン作業をする私が、実際に使って効果的だったものをピックアップしました。
安く買える代用品も紹介しているので、作業環境を改善したい人はぜひ試してみてくださいね。
目次
パソコン作業で疲れない方法
PC作業で疲れないコツ
はじめに知っておいてほしいのですが、パソコン作業中の体への負担は「正しい姿勢」をキープすることで減らせます。
机や椅子の高さ。
ひじの角度。
パソコンのモニターの位置。
これらを調整することで、ストレスの少ない体制で作業することが可能になります。
理想的な姿勢とは?
日本でトップクラスのIT企業『富士通』によると、パソコンを健康的に使い続けるためには次の姿勢が理想だと説明されています。
出典:富士通株式会社
上記が正しい座り方。
パソコン作業中に猫背で座ったり低すぎる椅子に座ったりする人がいますが、このような”悪い姿勢”は疲労の元凶です。
姿勢が悪いと作業効率もダウン!
私はブロガーなので1日のパソコン作業が5時間を超えているのですが、やはり姿勢が悪いと疲れやすいです。
経験からいえば、姿勢が悪いと
- 疲労が溜まる
- 体の痛み(肩こり・腰痛など)
- 仕事の効率ダウン
と悪いことだらけ。
良いことなんて1つもないので、パソコン作業がメインの人は絶対に姿勢を改善した方がいいですよ。
姿勢を良くするためには、机・イスの高さ調整やアームレストの使用などが効果的です。
次章からは姿勢改善に役立つグッズと代用品を紹介しているので、ぜひ役立ててくださいね。
机の高さを調整するグッズ
パソコン作業中、机が低すぎると肩・首が痛くなりますよね。
机の高さは65~70cmで調整するのがベター。椅子に座って肘を90度に曲げたとき、指がキーボードに届くくらいが目安です。
そのためには机の高さ調整する必要があるのですが、中には高さを調整できないタイプの机もあります。
そんな時は「補助グッズ」を使って机の高さを調整してみてください。
当サイトの記事『机と椅子の高さが合わないときの調整方法』で紹介しているように、8~10センチ程度なら机の高さをプラスできるので便利ですよ。
姿勢がラクになるイス
最低限ほしい機能
イスを選ぶなら、最低でも肘置き・背もたれ・高さを調整機能はあった方がいいでしょう。この3つの条件がそろっているだけでも、作業中の疲労を大幅に減らせます。
長時間のパソコン作業をするうえで、イスは超重要です。この点については、プログラマーやブロガーなどをする人なら皆、頷いてくれるでしょう。
おすすめはゲーミングチェア
自宅でのパソコン作業が多い人なら、ゲーミングチェアがオススメです。
元々は長時間ゲームをする人のために開発されたイスですが、座り心地がよく通常のイスよりも疲れない設計なのでパソコン仕事にも役立ちますよ。
ただし女性の場合は使用できるモデルが限られるので、購入するときは下の記事を参考にしてみてくださいね。
管理人が実際に座ってみて、オススメのものをピックアップしています。
5000円代で買える多機能イス
ゲーミングチェアは高いので、コストが気になる人は似た機能が付いたオフィスチェアを使っても良いと思います。
機能的にはゲーミングチェアに劣りますが、5000円ほどで買える代用品もありますよ。
後付けできるアームレスト
後付けタイプのアームレストが便利
マウスを使う作業が多い人なら、アームレスト(肘置き)は必須です。
アームレストを使えば肘の角度を90度にキープできるので、姿勢改善はもちろん腕の負担も軽減できます。
イスに肘置きが付いていない場合は「デスクに後付けできるアームレスト」を使うといいでしょう。
詳しくは下の記事で紹介していますが、後付けタイプなら1000円代で購入できます。
肘置きの高さをプラスする方法
「イスに肘置きが付いてるけど、高さが足りない」という時は、アームレスト(肘置き)用のクッションで高さを調整してみてください。
こちらも後付けタイプで、使用するとアームレストの高さを2~4㎝ほどプラスできます。
リストレストと代用品
リストレストは手首への負担を抑えるグッズです。
私の経験談ですが、リストレストを導入したことで腱鞘炎ループから解放されました。
できれば正規品を使った方が効果的ですが、なければタオルを使って自作リストレストを用意しても良いでしょう。
リストレストの作り方はこちらの記事で紹介しています。
モニターアームと代用品
ディスプレイを正しい位置に調整
パソコンのディスプレイ位置が低いと、視線を合わせるためについ猫背になってしまいがち。
正しい姿勢で作業するためにも、ディスプレイの高さは水平視線(目の高さ)より少し下側に設置しましょう。
具体的には、ディスプレイの上端が目の高さより下になればOKです。
ディスプレイの上端が目の位置より下になるように高さを調節し、ディスプレイと目の距離を40cm以上確保します。
引用元:富士通『パソコンを使う時の姿勢』より
モニターアームがあれば、ディスプレイの高さ・角度を自由に調整できるので便利ですよ。
特に「ディスプレイの位置が低すぎて肩がツライ」という人におすすめです。
安いものなら2000~3000円ほどで購入できるので、それほど高額ではないでしょう。
ただし、机によってはモニターアームの取り付けが難しいケースも。詳しくは下の記事にまとめたので、ご参照ください。
ノートパソコンの場合
モニターアームの中には、ノートパソコンに対応した製品もあります。
ディスプレイ用と同様に、本体を持ち上げて高さ・角度を調整可能です。
ただし個人的には、ノートパソコンなら固めの箱などで高さ調整をしても良いのかなと思います。
つまり、箱をパソコン台の代わりにするワケですね。
なお、パソコン台の代用品はこちらにまとめました。
会社で使えるフットレスト
イスに座った時、足が浮いていませんか?
足が浮いていると太ももが圧迫されるので、フットレスト(足代)などを使用してみてください。
フットレストを選ぶ時は、足裏全体が接するものを選ぶといいでしょう。フットレストがない時は、下記事で紹介されているもので代用してみてくださいね。
【おまけ】目がつらい時に役立つグッズ
疲れ目で悩んでいる人にはホットアイマスクがおすすめ。
姿勢改善グッズではありませんが、目の周り温めることで血行が良くなりリラックス効果なども期待できます。
蒸しタオルでも代用できますが、作るのが面倒な人は購入した方がラクでしょう。
ちなみに管理人のおすすめは『めぐりズム』です。開封したらすぐに使えて、何より温度がちょうどいいです。
姿勢を改善できるパソコングッズまとめ
長時間のパソコン作業となると、ずっと同じ姿勢を取り続けるため肩・首・腕などが疲労しますよね。
でも姿勢を改善すれば、パソコン作業中の苦痛は減らせます。
姿勢の改善には今回紹介したグッズ(または代用品)が役立つので、ぜひ試してみてください。
パソコン作業が辛いと感じているなら早めに姿勢を改善した方がいいですよ。
これは管理人の経験談ですが、湿布や疲労回復系のサプリに頼るよりも低コストかつ効果的です。
アームレストなどが用意できない場合は、せめて各項目で紹介した代用品を使ってみてくださいね。
既製品ほどではないものの、多少は負担を軽減できるはずです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。