パソコン作業中、モニターアームがあると便利ですよね。しかしモニターアームを使うとなると、荷重のせいで机が損傷する可能性があります。
そんな時は補強プレートを併用すれば補強できます。
- ディスプレイの安定性向上
- 天板補強
- 歪みやたわみの軽減
- 机本体へのダメージを軽減
補強プレートは1000~2000円で購入できますが、今回はコスパを抑えたい人のためにモニターアームの補強プレートを自作する方法をまとめました。
使用する材料は100均でそろうので、節約しながら快適にパソコン作業をしたい人にオススメです。
目次
天板の厚みは何センチ必要か
クランプ式のモニターアームを付ける場合、はさんで固定するので天板(机の板)に厚みが必要です。
天板の厚みは、大体2~9.5cmあれば装着可能。ただしモニターアームの種類によって、クランプで挟める厚みに少し差があります。
- HUANUOモニターアーム
クランプ式:2~9.5cm
グロメット:2~9.5cm - BESTEK PC モニター アーム
クランプ式: 厚さ10~80mm、奥行き100mm以上
モニターアームの使用条件については、製品ページや説明書に記載されています。天板の厚みが何センチ必要かわからない場合は、製品ページを確認した方が早いでしょう。
もし机の厚みが少ないなら、今回紹介する補強プレートやその代用品を使い、厚みをプラスしてみてください。なお机の奥行きが足りない場合、こちらの記事が参考になります。
モニターアームのせいで机が壊れるって本当?
どんな時に机が壊れるのか
モニターアームの取り付けにあたり、机が壊れるのではと心配する人がいますよね。
結論から言えば、モニターアームの使用で机が損傷する可能性はあるでしょう。
例えば机の強度が足りないと、アームを動かしているうちに机が歪んだり傷ついたりするかもしれません。特に次のような場合は、モニターアームの使用時に注意した方がいいですよ。
- 机の天板の厚みが足りない
- 机本体の強度が足りない(老朽化や素材の問題)
- 机の素材がもろい
①の場合は「補強プレート」を使えば解決できますが、②~③については机本体を買い替えた方が良さそうですね。
天板に強度&厚みがあれば問題なし
とはいえ、しっかりした素材の机(強度のある木材など)を使っていれば、それほど心配する必要はありません。
素材そのものが固いなら、天板の厚みは2~3㎝でも大丈夫です。
私は2年以上モニターアームを使用していますが、いまだに机は無事です。歪んだり凹んだりしていません。
もし不安なら、モニターアームの補強プレートで机を保護するのもアリでしょう。Amazonなら1000円くらいで購入できます。
購入がイヤな人は、次から紹介する「補強プレートの自作」を試してみて下さい。
【画像あり】補強プレートを自作して設置してみた
自作した補強プレートの完成図
木材を使い、さっそく補強プレートを自作してみました。自作といっても、木材を天板の下にあててクランプで挟んだだけですけどね。
補強に使用した木材のサイズは3×70㎝。モニターアームはデュアルアーム(モニター2個を取り付けるタイプ)を使用しています。
木材がやたら長いですが、これはソフマップの店員に「当て木をするなら長い板の方が荷重を分散できる」と勧められたから。また建築士に相談したところ、上記の長い木材(3×70㎝)を渡されたのでそれを使用しています。
短い木材だと一点に荷重がかかるので、荷重を分散させるには固くて幅広いプレートを使うのが良いとの事。天板の厚みだけ増やしてもダメなんですね。
- 広い面で支えると安定性が向上する(=幅のあるプレートが望ましい)
- 固い素材のほうが丈夫
鉄板を使うケースもある
ちなみに管理人、はじめは鉄板プレートを使用する予定でした。
しかしソフマップの店舗に行ったところ、モニターアームの展示スペースを木材で補強していたため私もマネして木材にしました。
補強プレートに使用した材料
私の場合、補強したのは机下だけです。なので、使用した材料は木材のみ。
あと傷防止のため、机の上側には100均の透明シートを強いています。
- 固くて幅が広い木材
- セリアの透明シート(ゴム版でも代用可)
自作する材料は、全部100均で購入できる
今回使用した「木材」と「シート」はどちらも100均で購入できます。
ちなみにホームセンターの場合、手ごろな木材が100円以下で安売りされる時期もあります。
なので制作費用としては200円程度。机の上部に鉄板プレートを使用したとしても、自作費用は500円あれば十分です。
関連:パソコン作業が疲れにくい!姿勢矯正グッズと代用品まとめ
まとめ|補強プレートは100均製品で作れる
補強プレートを使用すると、机にかかる荷重を分散することができます。天板補強のため厚みをプラスしたい時や、机を傷から守りたいときなどに使用してみてください。
- 天板の上側:傷防止のため透明シート(セリア)などを挟んで置く。あれば薄い鉄板なども挟む
- 天板の下側:固くて幅の広い木材をクランプに挟む
材料は100均(またはホームセンター)で販売されているので、500円以下で自作できます。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。